(ㅅ˙³˙)こんにちは、みいです。
ありがたい事にこの記事も公開から1年を迎え、たくさんの方に読んでいただいています💕これだけ読んでくださるということは、自分やお子さんの体形が気になっている。悩みの深さを感じます。
実は我が家の長女はぽっちゃりで、ぽっちゃりでいいのか?っていうレベルです。痩せてほしいと思う反面、まだ10代前半の子にダイエットをさせたくない‥親の気持ちは複雑です。
逆に10代の子は自分の事が気になりだす歳頃。その頃の私は見た目が気になったり、太ってると思って気にしたり、体重計に頻繁に乗ったり、カロリーを気にしたり‥今思うと周りの子以上に悩んでいました。というより見た目を気にしていました。
今日はそんな時期を過ごしている子や保護者の方に向けて、成長期のダイエットの危険性やオススメの食材や食べ方。10代のダイエットの話をしようと思います。
ネットで見かける悩み
最近はネットでダイエットの方法を探したり、アドバイスをもらう人って多いですよね。
子供のキモチ
—中学2年Aさんの場合—
「155㎝、55㎏のおデブちゃんです。見た目ではわからないけど体脂肪が気になります。1年かけて痩せるには、どのような方法がいいでしょうか?」
—中学1年Bさんの場合—
「恋をしました。少しでも振り向いてもらう為にダイエットをしようと思います。150㎝、47㎏です。お腹足を引き締めたいです。食事制限できます。中学生でもできるダイエットを教えてください」
—中学2年Cさんの場合—
「体重47㎏前後、身長161㎝。足が細いと言われるけど、お腹とか出てます。どうせ痩せるなら1か月で1~2㎏減らしたいです」
親のキモチ
—中学3年の娘がいるXさん—
「155㎝、57㎏の娘がダイエットしたいと言っています。ダイエットさせた方がいい?」
—152㎝、66㎏の娘さんを持つYさん—
「娘をダイエットさせたいです!夕飯をお代わりなしにすると、お菓子を食べてダメでした。どうしたらいいですか?」
こちらのお子さんたちも太ってないですよね?なんでダイエットさせようと思うのでしょうか。「綺麗でいたい」は誰しも思う事だと思いますが、子供のダイエットって危険だってことを保護者の方が理解しないといけないのかな?と思いました。
中には親に内緒で食事制限をするお子さんもいるみたいです。普段の食事と見比べて最近減ってない?と気付いてあげれるのは保護者の方です。何が危険なのかこれから紹介しますね。
10代のダイエットが大人以上にキケンな理由
小学生の高学年~高校生くらいにかけてみんなが経験する思春期。反抗期に入ると親の事がうっとおしく思ったり、心当たりありませんか?
久々に会う子の身長が凄く大きくなっていたり、声変りが始まってたり。この年代は心も体も急激に変化があるお年頃ですよね。
余談ですが、最近反抗期のない子供が増えてきているみたいです。親子の価値観が似ていると反抗する必要がないからというのも理由の1つ。反抗期について気になる方は併せてチェックしてみてください✨
成長期のこの時期は、人生で最大の骨密度になる時期でピークボーンマスと言います。この時期は急激に背が伸びて、伸びた背に対して骨密度が低いと骨の中はスカスカの状態💦
このクイズを子供に出してみました💡
ちょっと考えると子供でもわかる事ですが、一番伸びるのは背骨と足の骨。成長期の時期に骨が成長すれば、結果的に背も伸び、成長にともなって筋肉も発達します。
子供は運動したり遊んだり、大人より骨折する機会が多いですよね?うちの男の子たちも骨折経験者。しかも次男は鬼ごっこで足首をひねっただけで、はく離骨折してしまいました。骨ってそんな簡単に折れちゃうんだ」と思った出来事。
気を付けていても骨折する危険性は誰にでもあります。少しでも骨の栄養になる物を食べてリスクを減らしたいと言うの親の本音。本人も大変だけど、通院や学校の送り迎え‥親もそれなりに大変です。
いわゆる糖質制限ダイエットで「炭水化物を抜く・減らす・制限すると痩せる」と言っている人もいます。一時期糖質制限ダイエットという言葉が流行って本も出ていました。
カロリーを考えると制限すれば痩せるのは当然ですが、糖質ってどんな役割があるか知っていますか?糖質は脳や筋肉の大切なエネルギー源なんです💡
- 集中力が低下して勉強に集中できない
- やる気が起きない
- ボーっとする時間が増える
- スポーツをして怪我をするかも
一般的にそんな風に言われていますが、量を減らすことは全然OKだと思います✨食べ過ぎると太ってしまうので、糖質の低いものでお腹をいっぱいにするイメージでいいと思います。
女の子の場合、無月経や月経異常になってしまうことも。きちんと月経があっても鉄分が足りないと貧血になることもあります。怖いことに月経の時に出るホルモンの量が足りないと、骨密度まで低くなってしまうらしい。
思春期で月経異常が起こり受診する人が最近増えているようなので、数か月続く場合は受診した方がいいと思います。
スポーツをする場合、疲労骨折や貧血の危険性もあります。集中力が落ちると怪我が一番心配です。子供の友達も疲労骨折した子が何人かいました。偶然かもしれないけど圧倒的に女の子が多かったので、先程のホルモンと関係があるのかなあ…?
陸上をしている息子がはく離骨折した時は、復帰までに2か月弱。半年間は再骨折が心配だからとスパイクも履けなかったり、できない練習メニューがあったり。やっぱり本人が一番つらいと思うので、少しでもリスクを減らすようにしましょう。
思春期のアナタへ
ステキな事ですよね💕そんな感情って、思春期の子の方が大人よりずっと強いと思います。「大事な体」なんて言われると授業みたい。でもちょっと考えてみてください。
30歳を過ぎた今でも反抗期の私が話すのも変ですが、周りの大人が言う事を素直に聞き入れられないお年頃です。今すぐには実行できないかもしれないけど、頭の片隅にでも置いてくれたら嬉しいです。
あなたの体はいつか赤ちゃんを産む大事な体。今はそんな風に思っていなくても、大体の人はお母さんになります。成長期の体に無理させて、月経異常が続いたら‥どうなると思いますか?一つでもリスクを減らしたいと思いませんか?大人になってからでもダイエットはできます。今しかできない事を楽しんでください。
恋をして綺麗になりたい。それもいいと思います。例えば大好きな人に「痩せて綺麗になったら付き合う」そんな風に言われたらどうしますか?自分の子がそんな風に相談して来たら、そんな男ダメ!っていう自信がある。
綺麗になったあなたじゃなくて、ありのままを受け入れてくれる人‥そんな人じゃないと絶対嫌だから。確かに最初に人を引き付けるのは外見かもしれないけど、それ以上に大事なのは中身です。無理なダイエットよりも、自分磨きに時間を使った方が将来役に立ちます。
仮に凄く太っていたとしてもそれって個性だから別にいいと思います。
大人になって気付いた事
私の思春期は、凄かったです。その時は荒れていたって言い方が当てはまるかな?全く親の言う事なんて聞かなかったです。だから親の言う事なんて聞きたくない気持ちも凄くわかります。
我が家の長女はぽっちゃりさん。典型的な動くのが嫌いなタイプ。痩せた方がいいタイプの子。親になった今は、そんな子を見てて思ったことがあります。
小学校の頃や中学に入った頃は、周りの友達の視線が痛くて嫌な言葉を言われたことも何回もある。でも人より背が大きい・小さい・痩せてる・太っている‥そんなの当たり前。自分と全く同じ人なんていません。だから体系だって性格だって、得意なことだって‥それも全部個性です。ただ単に見ただけで分かっちゃう個性なだけ。
わが家のぽっちゃりさん対策
決して食事制限はさせないです。一応ヘルシーなおかずの量は増やすけど、食べるのって生きる事にも直結する大事な事。痩せたくなっても「動け」以外のアドバイスはしないです。食事で体重を落とそうとすることが間違ってるんです。
最近気づいたことは、当たり前だけど動かないので筋肉量が圧倒的に少ない!体育の授業でも頻繁に筋肉痛になっている娘。一般的に筋肉量が多い人は痩せやすいと言われているので、筋肉量と代謝も痩せない理由の一つなのかな?
どうしても摂取カロリーを減らしたい場合、1日1食だけ栄養のある物に置き換えるのは大丈夫です。ただし1食だけなので、無理はしないでください。
ダイエットにおすすめの食材
そんな10代だけでなく、大人も食べても太りにくい食材を紹介します。あくまでも栄養があってカロリーが低いだけなので、食べすぎは禁物です。
・野菜
・ナッツ
・大豆
・海藻
・きのこ類
・シーチキン
・ところてん
・鶏ささみ
・するめ
・チーズ
などが挙げられます。
チーズって太るんじゃ?と思われがちですが、乳製品なので体にもいいです。チーズは牛乳を凝縮して作るので10倍の栄養価があると言われています。考え方としては、脂質を控えるというより、油を控えて食品本来の脂質を摂取すること。そうすれば健康にもいいです♡
ささみはカロリーと脂質が低く、高たんぱくなのでダイエット以外にも応用できます。筋肉を増やし代謝を高める役割もあるので、ストイックなアスリートが鶏肉中心で生活している姿を見るものこのためです。大人が痩せにくいのは基礎代謝が落ちるからと言われているので、代謝を上げて体温を上げることはいいことです。
高野豆腐は調理のバリエーション豊かでオススメです。とにかく効能が凄い!
・アミノ酸が豊富で筋肉増強やダイエットの効能も
・疲労回復や免疫UP
・記憶力の向上や認知症予防
・骨粗鬆症や更年期障害の予防
・血圧の低下や抗がん作用
・老化予防やアンチエイジング
こんなに沢山の効果があります。アンチエイジング‥魅力的な言葉♡
するめは咬み応えがあるので、他の食材より満腹感が得やすいです。そのまま食べても美味しいけど、サラダにすると結構おいしいです。冷蔵庫で半日程寝かせれば、思っているほど固くもないです。
調理法を一工夫
オススメの食材がわかったところで次は調理法です。当たり前ですが煮たり蒸し茹でたりする調理法の方が、余分な脂を落としてくれるのでヘルシーです。焼く際は余分な脂をキッチンペーパーで取り除いたり、揚げ焼きにするなど少しの工夫でも違うのでやってみてください( ・ᴗ・ )
食べる順番にも注目。
1.汁物でおなかを膨らます
2.サラダで満腹にする
3.主菜
4.ごはん
の順を意識するだけでも量は変わります。
普段ご飯を作るのはお母さんでも、外食に行った時は自分でも考えられますよね?そんな時は調理法や食べる順を意識してみてください。
少し話は変わりますが、基礎代謝を上げて痩せやすい体にする方法です。基礎代謝が高い人=痩せやすいと言われるくらいなので、太りにくい体をつくることができます。昔年を取ってから痩せるのは難しいから若いうちに!ってアドバイスもらった気がする。
まとめ
・無理なダイエットは絶対にしない
・太りにくい食材を食べる
・調理法を考える
・食べる順番を意識する
・基礎代謝を上げる
少し知識があるだけでも違うと思うので、食事の際は意識してみてください。成長期は一生に一回しか来ないので、この時期には栄養を摂って痩せやすい体をつくり、体ができてから娘にはダイエットをすすめてみようかな?と思っています。
もしあなたのお子さんが過度なダイエットをしてたら‥絶対に止めてあげてください。思春期の子供の接し方は難しいですが、おこさんの体を気遣ってあげれるのは親御さんだけです。協力するなら一緒に運動したり、食事面でサポートしてあげてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。ご意見・ご感想などあればコメント欄などで一言いただけると嬉しいです♡